物理圧力と浮力
圧力と浮力
大気圧・水圧・アルキメデスの原理

圧力と水圧

圧力

圧力(pressure)・・・単位面積(1m2)あたりの面を垂直に押す力の大きさ。単位はPa(パスカル)(=N/m2)


:力の大きさ・:面積

大気圧

大気中を飛んでいるたくさんの気体分子が物体に衝突するときに生じる圧力。

地上付近の大気圧は約1013hPa[Pa]
※h(ヘクト)は100倍

水圧

物体が水中に沈んだとき、その物体より上にある水の重力によって生じる圧力。すなわち物体が深い位置にあるとかかる水圧は大きくなる。同じ深さにある物体にかかる水圧は等しい。

水圧は次の式で表される


[kg/m3]:水の密度

[m]:水深

なお、大気圧も考えると、となる


浮力

浮力の大きさ

(水中に沈んでいる部分の)体積が、水の密度がとすると、

浮力

この力が物体に上向きにかかる。

アルキメデスの原理

液体中の物体は、それによって排除された液体の重さに等しい大きさの浮力を受ける。