剛体とモーメント
質点・・・大きさを考えない物体。「小球」や「小物体」など。
剛体・・・大きさを考える物体。変形しない。作用点によって動きが異なる。
また、剛体では、力を作用線上で平行移動してよい。
力のモーメント
モーメントとは回転させる能力の大きさを表す。
モーメント=力の大きさ×腕の長さ(回転の中心と作用線との距離)
なお、反時計回りに回転する運動のモーメントを正とする。
剛体のつりあい
剛体が回転運動しないときは、モーメントがつりあっているということになる。
すなわち、剛体にかかるそれぞれの力のモーメントの合計が0ということである。
重心
上図での重心は平行な2力の合成によって求める。
∴
なお、重心は必ずしも物体上にあるわけではない。